時は2022年。
勝ち組の人生というか、何をすれば・何をしていれば勝ち組なのかという指標がネットで調べればすぐにヒットするようになっており、その形式的なステータスや肩書・経歴・学歴・身長・年収さえあればいいという不文律が世の中に蔓延っている今日この頃。
何をすればいいのかさえ、ある程度公開すらされている。
いわゆる「人生の攻略方法」である。
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貧富の再生産と叫ばれることも多い中で、たとえ親が勝ち組でなかったとしても、その攻略方法どおりに履行できるのであれば少なからず勝ち組になれるのである。
（田舎出身の東大生・医学生が大学入学後にカルチャーショックを受けるというそれである）
しかし、言うのは誰でもできるうえ、実際にその数々を着実に履行するというのは簡単ではない。
「人生の攻略方法」が公開されていても、それを確実に遂行できる気概と努力に裏打ちされた実力がなければ、どうしようもないのである。
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社会人になってからというもの、数々の資格試験を受けてきたが、資格とは「頭の良さ」というよりも「知っているか知らないか」だけで決まることが多いものだと最近痛感してきている。
頭が悪くても、とりあえず過去問を3周して間違えた問題を繰り返せばそこらへんの大抵の資格は合格できる。
資格とはそういう類のものなのである。
とはいえ、そもそも「勉強」という行為そのものにアレルギー体質の筆者にとっては、資格勉強それ自体が強敵である。
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そうはいってももう27歳。
そろそろ言い訳ができない年齢になってきているのだと前々から重ね重ね言っているが、2023年こそは攻略したい。
人生ハードモードの攻略方法は、
ただ只管 足掻くしかないのだけれど。
