有給休暇を取り、5連休を勝ち取った筆者は
熟慮に熟慮を重ねた結果、京都へ旅行することにした。
四季の中で秋が一番好きな筆者にとって、京都での紅葉狩りというのは高校生の頃から心より切望していたものだった。
それを遂に成し得たうえで思うことは、
「あ、これ大学生の頃にできたはずのことじゃん。学生だったなら置いてきた仕事のことなど脳裏に欠片も過らずに心置きなく旅行を満喫できたはずでは?人生タイミング、あの頃の守銭奴だった自分の目を覚まさせたい。」
ということ。
もちろん大学時代で学問に遊びにバイトにサークルに国内・国外旅行に勤しんだのではあるが、理想には遠く及ばなかったという意味だ。
「若い頃は借金してでも旅行しろ」という言葉を今更になって痛感している。
ふと省みれば、もっとできたはずだった。
確かに忙しかった日々だが、もっとやるべきことをやるべきタイミングでやるべきだった。
まったく、いつになったら自分は学習するのか。
幸い、今までの積み重ねでまだやり直しが利く段階に自分は位置していると思う。
いつかこの後悔が嵩んで、愈々取り返しがつかなくなる前に、日々を一日一日着実に堅実に生き抜いていきたい。
P.S.
最後に京都の紅葉を添えておく。
自分で写真を撮ったため拙いものだが、ここに供養しておく。