透き通る水に憧れて、その水を飲んでみてもその水にはなれないのに。
憧れてしまったこと自体がお門違いだった。
自分とは絶対的に違うのに憧れてしまうのは、ただ只管逃げてるに過ぎないのかもしれない。
まだ僕は僕ではないし、僕の人生もまだ始まってすらいない。
この呪縛から解き放れたのなら、きっと自分の人生を漸く歩いていける。
歩いていけるはず。
言語化することで脳内の整理がつくと聞いたことがあるけど、その真偽について考慮せずただ盲信して愚直に遂行する自分はどこまでもガキだな。
実際それが正しいのなら、否、正しいのだろうけども、未だに蹲るばかりで。
あれから何も変われていない。
まるで成長していない。
憧ればかりで伴えない。
理想と現実の乖離に苦しむ。
堂々巡りだ。
これで何回目?
いい加減 不幸には飽きたはずなのに。