※2020.9月に下書きに保存しておいたが途中の状態で放置していたので今更ながら供養。
職場の先輩が鬱病になり、職場復帰が叶わなくなった。
部活の先輩がバイク事故で死んだ。
コロナウイルスで日常が大きく変わった。
何一つもう元には戻らなくて、人生は不可逆だと改めて痛感させられている今日この頃、同時に世界は競争社会だと強く感じている。
人類は食物連鎖の頂点に君臨するほどまでに文明が発達したが、その人類というカテゴリーの中にもヒエラルキーが根深く存在しており、むしろ文明の発達により階級制が生まれたのもまた事実である。
(詳細は中学高校で習った通りなのでここでは割愛する)
最近ではBLM (Black Lives Matter)という言葉が浸透したことからもわかるように人種差別・人権問題が再び取り沙汰されているが、2020年となった今日においても解決までの道程は果てしなく感じる。
もちろん我々日本人も例外ではない。
幼少期から学校内でのいじめ問題は噴出しており、それが顕在化しなくとも社会人になっても会社内でもいじめ・ハラスメント問題は絶えない。
もはや国を問わず全世界は大なり小なり同様の問題を抱えており、その解決の必要性を感じつつも手をこまねいているのが現状である。
また、階級問題、人権問題のほかにも問題は山積している。
たとえば、現代日本においてはここ数年で急激にライフスタイルが変わったのに、経済成長期の人生モデルに基づいた制度設計を未だアップデートせず(正確には、「するつもりがない」)旧式制度に執着する人間が蔓延っていることが問題だ。
現行でシミュレーションしてみればその乖離具合がわかるだろうに。
一体いつになれば印鑑文化、効率を無視した過労・苦労至上主義、無為な残業、無意味なミーティング、サービス早朝出勤にサービス残業等々から抜け出せるのか。
人手不足や環境設備を言い訳に働き方改革を見送るならば、今後対応できるようにするため下準備を進めスモールステップだとしても確かな一歩をひとつずつ積み重ねたうえで現状打破の策を模索するべきではないのか。
現在、あまりにも多くの山積した問題に我々現代人は苛まれているが、それでもツラい日々を乗り越え、生き抜いていかなければならないと心から思う。
茨の道であっても、今に生きる以上は血溜まりの現代を生き抜かなければ。
先人と同じ轍は踏まないように。