富士山から拝んだ御来光↑
2022.07.18に富士山の山頂地点まで無事登頂することができた。
大学時代からずっと、死ぬまでには一度でいいから富士山に登ってみたいと思っていたのだが、それを遂に達成した。
端的に感想を述べると、メッチャ疲れた。
以下、簡易的に備忘録としてまとめておく。
◇
登山直後は「ああ、もう二度と登らないぞ…」と
固く心に誓ったのだが、
登頂から約1ヶ月ほど経過した今では「まあ、仲の良い人からどうしても一緒に行ってほしいと頼まれたりしたら、もう一度くらい行ってもいいかも?」くらいの気持ちにまでクールダウンしてきている。
概要を簡単に説明すると以下のとおり
●人数…3人
●ルート…吉田ルート
●方法…5合目から弾丸登山で即日帰宅(初心者がやってはダメな登山方法)
※弾丸登山…登山において睡眠などの十分な休息を取らずに一気に山頂を目指すこと。特に、富士山の5合目から後に睡眠を取らずに山頂に向かうことを指すことが多い。富士登山では通常は途中にある山小屋に宿泊して2日かけて登頂を目指す。
参考:「弾丸登山(だんがんとざん)」の意味や使い方わかりやすい解説 Weblio辞書. (nd)。事典・百科事典の検索サービス https://www.weblio.jp/content/%E5%BC%BE%E4%B8%B8%E7%99%BB%E5%B1%B1
●平均所要時間…10時間15分(上・下合計)
●休憩と観光含めた実際の所要時間…12時間21分
(同行者が途中高山病で1時間ほどダウンし、その後付き添いでゆっくり進んだため時間がかかった)
→以下富士山アプリを使用した記録添付
●持ち物等…下記添付資料のとおり
●難易度…事前登山練習もしない、筆者のような思いつきで挑むような初心者にはキツい。また、今回のような弾丸登山は高山病になるリスクが高く推奨できない。日本一の標高はやはり度し難い道程。
●今回かかったトータル費用…(筆者支払分のみ)
・宿泊費…¥12,285(ビジホ3人分負担。本来平均¥4,095)
・交通費
(電車)…行き¥3,464、帰り¥1,342
(バス)…忍野八海¥800、富士山五合目シャトルバス¥1,570、河口湖駅〜バスタ新宿¥2,000
(タクシー)富士山五合目早朝料金¥14,150+スバルライン入場料¥2,000
・2日間分飲食費…¥5,000
・登山靴…¥18,700
・即日現地購入使い捨てリュック¥1,400
・酸素ボンベ・杖・手袋等その他装備¥5,000
合計…¥65,711
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いやー、無事に生還できてよかった。
途中、高山病に罹りなかなか先へ進めなかったが、ノートレーニングながらもなんとか乗り切ることができた。
晴天の下、御来光も拝むことができ、このように雲海の傍を歩くという経験もなかなかできないだろう。
やはり世の中何事も思い切りが大切なのかもしれない。
ずっと何かと理由をつけて避けてきた富士登山。
既に約1ヶ月が過ぎ、思い返せばそこまで大変でもなかったかのような気さえする。
人生、このように諦めてしまっていることが他にもたくさんあるはず。
今後はもっともっとやりたい気持ちに従順に、コロナ禍ばかりを言い訳にせず生きていきたい。
◇追伸
早速、富士山登山の翌週に関東最大級の鍾乳洞へ行ってきた。
山奥における屋外アクティビティならコロナの感染リスクも都市部のそれより大幅に低いだろう。
実際、コロナ関係の仕事をしていてもコロナに一度も罹っていない。
コロナにさえ、嫌われている。
嫌われ者の私には、もはや誰からも愛されないどころか、ウイルスすら近づかないのか。
蛇足。