遡ること1年前。
2022年1月、人生初の献血をしました。
そのきっかけがこちら↓。
ここ7年ほど長期に亘ってハマっているドキュメンタリー番組です。
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まずは簡単な概要説明。
「ドキュメント72時間」とは、2013年4月5日からNHKで放送されているドキュメンタリー番組。
本番組は、毎回ある1つの場所に72時間(3日間)に亘り密着取材を行い、そこで見られるさまざまな人間模様を定点観測するという内容。
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影響を受けた回がこちら。
「私が献血ルームに来た理由」
(2021年6月18日)
【概要】
1日60人ほどが献血にやってくる。
外出自粛で集まる血液が少ないと聞き訪れる会社員。
忙しい生活の合間、ここに来るとホッとするというパートの女性。
誰かのために血液を提供する人たち、
どんな事情でここに来るのか。3日間、耳を傾ける。
“「私が献血ルームに来た理由」”. ドキュメント72時間. 初回放送日: 2021年6月18日. https://www.nhk.jp/p/72hours/ts/W3W8WRN8M3/episode/te/L5ZVLN24VN/, (参照 2023-1-16).
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2022年1月、初めて献血をしたとき、血を抜いてくれている看護師の方にこのドキュメント72時間を観て影響を受け献血に協力した話をしたところ、なんと看護師の方も観たらしく話が弾みました。
思えば、今までの人生、自分の存在価値がわからなくなったときにボランティア活動をすることで生きながらえてきたのですが(別にいつも憂鬱な時に都合よく利用していた訳ではないです、高校時代から継続してボランティア活動しているので許してください)、やはりこんなダメダメな自分でも社会の何か役に立てているという事実は正直嬉しかったです。
(去年もエッセンシャルワーカーとして手当無しで従事したとき、ほとんどの方から感謝の言葉をいただき、却って救われた気がしました)
共同体の構成員としての免罪符だと、意地悪な人には指摘されるかもしれませんが、「やらない善より、やる偽善」。
たとえ偽善者だと後ろ指指されても、それでも良いです、やらない人よりはずっとマシ。
人はいつだって変われるはず。
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早いもので、去年2022年1月に人生初の献血をしたというのに、その後同年9月にも献血し、そして今回人生3回目の献血を2023.01.16にしました。
少しは社会の役に立てているのでしょうか?
特に今はロシアとウクライナの戦時下。
「命」とは何か、自分に何ができるか、自分はどう生きるか、そういったことを自然と考えさせられる今日この頃。
別に赤十字のまわし者ではありませんが、この記事を読んだ人もまずは一度、献血を検討してみませんか?
(備忘録的なブログなのに何故か啓発してる…)