さよならホテル無料宿泊券（サムティ株主優待）

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またしても保有していた銘柄がTOB（take-over bid・株式公開買付け）されてしまった。

2024年11月27日 17:20 日経新聞

「サムティHD、アジア系ファンドのTOB成立　上場廃止へ」

これにより、今までお世話になっていたサムティの株主優待である、全国の系列・提携ホテルの無料宿泊も今年度末で終了となった。

企業概要…関西中心の不動産事業会社

優待内容…①グループ施設で使える優待宿泊無料電子チケット（1枚～）”がもらえる

②隠れ優待として、議決権行使でQUOカード¥1000が年2回もらえる

無料電子チケットの量…以下のとおり、保有数に応じて増加

200株〜 1枚

300株〜 2枚

600株〜 3枚

1,000株〜 4枚

2,000株〜 6枚

5,000株〜 8枚

10,000株〜 10枚

この会社の優待の特徴として、桜や紅葉、地域の祭り期間などのハイシーズンでも、平日限定でもなく土日祝日でも、予約さえ取れれば無料宿泊ができるという最大の魅力があったと思う。

実際この会社の優待の恩恵を受けたのは3,4年程度の短期間だが、京都の桜や紅葉、東京でのスポット的な宿泊、神戸の紅葉など、とても便利な優待だった。

今年は優待券を3枚保有していたので、最大3泊できたのだが、結果として、京都1、神戸1（2枚利用のかわりに夕食ビュッフェと朝食あり。またリゾート内の温泉¥1800利用券付き）の内容で使い切った。

今年は、優待で無料宿泊はサムティと他の会社の優待合わせて計3回。

守銭奴の筆者にとってはフットワークを軽くしてくれる優待として、とても有益なものだったと思う。

実際、大学時代の友人に突然「明日大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン行こう！」と誘われても、宿泊費を無料にできるので土日祝日も問題なかった。

社会人になってから、既に10回超関西に旅行しているのもこの優待のおかげだった。

今年はいろいろと人生をミスしてしまったのだが、TOBされるのであれば、もっとサムティにつぎ込んでもよかったのにな、とタラレバ。

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最後に、つい先日、その無料宿泊優待旅行をしたので、写真をここに供養して、筆を置くこととしたい。